小麦(グルテン)について~グルテンの危険性~

穀物

最近、小麦に含まれるグルテンが良くないという話を聞きます。
小麦と言えば、パスタ・ピザ・たこ焼き・お好み焼き等など、そこら中に溢れています。

では、小麦(グルテン)は何故い良くないと言われるのでしょうか。

少し勉強してみたと思います。

小麦の歴史

【小麦の歴史】
原産地:ユーラシア大陸中部コーカサス地方~メソポタミア地方
特徴:温暖で土壌養分も多く、野生の麦類が自生していた。
種類(昔):自然界には3種類(ヒトツブ・クサビ・タルホ)➡グルテン無
種類(今):配合が重なり、普通小麦になっている➡グルテン有


【日本に入ってきた時期】
ポルトガル人が長崎や横浜の外国人居住区で、西洋的生活をした時に来た(居住区内で食べていた)

【徳川家康の時代は小麦を食べていたのか?】
海外からの文化などを知る為に食べる・知る・見る等を行っていた。
食べていたのは、武士・皇族等が少しだけ食べていた。
つまり、
「徳川は小麦を食べている」=「江戸時代の人は小麦食べている」という認識は間違い。

強力・中力・薄力粉の違いって

続いては、小麦粉の含有量を調べてみようと思います。
日本で使用される小麦は、90%が薄力粉で、残りの10%程が強力粉・中力粉です。

【グルテン含有量】
強力粉:11.5%~13%(食パン等)
隼強力粉:10.5%~12.5%(中華麺・餃子の皮等)
中力粉:7.5%~10.5%(うどん・即席めん・ビスケット・和菓子等)
薄力粉:6.5%~9%(カステラ・ケーキ・和菓子・てんぷら粉・ビスケット等)

小麦と大麦の違い

麦と言われると、小麦も大麦を同じじゃないかと思いますが、どうやら違うようです。

【小麦と大麦の違い】
小麦:グルテン(グルテニン+グリアジン)➡免疫を攪乱させる物質
大麦:グルテン(グルテリン+ホルデイン)➡グルテンでは無い


【グルテニンとグルテリンの違いは❓】
グルテリンというグループが有り、グルテニンはその中の1つ
(グルテリン=水・中性塩溶液・アルコールには溶けないが、薄い酸、塩基に溶ける)


難しいので、上の内容を纏めると、
麦茶・ビール等は大麦が入っている。
大麦は、グルテン入っていないという事。

日本に小麦が広まった要因

日本に小麦が広まった理由は、2つ
①アメリカによる余剰農産物の輸出
②メディアによるプロパガンダ(偏向報道)

アメリカによる余剰農産物の輸出

【アメリカによる余剰農産物の輸出】PL480法(農業貿易促進援助法)
1954年成立(発展途上国に余剰農産物を輸出する法案)
☟日本の状況で要約(表面上はタダ同然と言える法案)1956年調印
・アメリカ農産物(小麦)を円建て購入でき支払いは長期後払い
・その農産物を日本国内で売却消費した場合、代金の一部は経済復興に使える
・アメリカはアメリカ農産物の市場開拓費に使用できる ・貧困層へ援助・災害救済援助・学校給食への無償贈与


一言でまとめると、
敗戦した日本に、農薬まみれの余剰農産物を輸出して、代金は長期払いで支払わせる
という手法です。

メディアによるプロパガンダ(偏向報道)

【メディアによるプロパガンダ】小麦を押し売り
1960年慶応大の教授「頭の良くなる本」(木々高太郎)が大ベストセラー
内容:白米中心ではビタミンB類不足するので、パン食を推奨
1960年同人が、「頭脳パン」を提唱。
内容:米食を止め、パンを主食に!!と主張
実はこの人は、穀物メジャー(アメリカ)からの強い働きかけと研究費提供


一言でまとめると
アメリカ主導の下、メディアを利用して、米=悪・小麦=正義というレッテルをはった。

小麦を食べるとどうなるのか

小麦を食べるとどうなるのでしょうか。日本人は、小麦に対して慎重になる必要があるかも知れません。

依存症を起こす

【依存症を起こす】
甘み・グルテン・不飽和脂肪酸・覚せい剤・ギャンブル等は、
快感をもたらすドーパミンを分泌。
ドーパミン:高揚感を促し、前頭前野で「またこの会館が欲しい」という情動を強める


一言でまとめると
ヤバい依存症の人達と同じ状況になるという事
(薬中・ギャンブル中毒者の事を笑えないって事ですね)

慢性病の原因

【日本人の8割はグルテン不耐性】
小麦アレルギー:小麦のタンパク質に過剰反応(グルテン大丈夫という人もいる)
グルテンアレルギー:グルテンに対して過剰な免疫反応。全身アレルギー症状。
セリアック病:グルテンを敵を勘違いし、自らの小腸を傷つける自己免疫疾患
グルテン不耐病:グルテンの分解・消化する酵素が不足し、慢性不調


一言でまとめると、
日本人の体質には合ってないから、腸を傷つけ、免疫系にダメージを与える

まとめ

小麦は、免疫系にダメージを与える物質だというのが分かりました。
特に日本人は、グルテンに対して弱いので、注意が必要そうです。
ただ、一度食べると「依存性」もあるので、出来るだけ避ける生活を心がけたいところです。

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