HPV(子宮頸がんワクチン)は良いの?悪いの?

ワクチン

最近、HPVワクチンのニュースを良く目にします。
過去に一度中止になったことがあるワクチンらしいのですが・・・・。

今回は、HPVワクチンに関して、ネガティブな考察をしていきたいと思います。
ポジティブな意見は、ニュースを見ていれば自然と入ってくるので、あえてネガティブな情報を書いていきます。

今回は、崎谷医師と内海医師の著書を引用させて頂きました。

子宮頸がんとは何だ?

子宮頸がんとは子宮の出口付近である子宮頸部にできるガン
このガンはHPVによって起こると言われてきました。しかし、常在型の弱毒ウイルスでこの程度では、がんにはなりません。相関関係があったとしてもそれは結果であり原因ではありません。

つまり、HPVは相関関係があるかも知れないが、HPVが原因で子宮頸がんになるわけでは無い。

では、仮にHPVが子宮頚がんの原因と仮定した場合は、何が原因と言われているのでしょうか。

HPVの種類は、200種類存在します。
その内、発がん性が高いと言われているのが、
16・18・31・33・35・39・45・51・52・56・58・59・68・73・82型の15種類になります。
日本人は、比較的に52・58型の発症が多いそうです。
尚、ワクチンについては後述しますが、以下の様になっています。
4価→上記の型の内4つ(メインは、16・18型で、残りはコンジローマ)
9価→上記の型の内9つ(メインは、16・18型)

そうなると、子宮頸がんは、一体何が原因となるのでしょうか?
崎谷医師の考察では、エストロゲンが原因と考えられるとしております。

過去の薬害事件より
エストロゲン製剤「ジエチルスチルベストロール(DES)」
DESは、1940年以降、更年期障害・老人性膣炎・不妊症・切迫流産防止等で広く使用された。
DESの投与を受けた妊婦から生まれた女児やその孫に子宮頸がんの発生が高くなり(母体そのものも乳がんの発生率が高まった。

2019年の研究(マウス)
プロゲストロン(最強の抗エストロゲン作用)を投与すると、病変を縮退させた
2020年の研究
エストロゲンが子宮頸がんの原因と証明

つまり、エストロゲンを産生する酵素をブロックすると予防できるという事になります。

子宮頸がんの発症率はどの位?

仮にHPVが子宮頸がんの原因であると仮定した場合に、発症率はどの位なのでしょうか?

元参議院議員の「はたとも子(薬剤師)」氏の指摘を見てみましょう

①性経験のある女性が、一生でHPVに感染する確率は50%(10万人中5万人)

②5万人中の90%は、自然免疫で無くなる(残り4,500人)

③4,500人中の90%が軽度異形成になっても、3年以内に自然治癒(残り約500人)

④500人の内、0.1~0.5%が癌を発症(0.5~2.5人)

つまり、発症率は、10万人中0.5~2.5人(0.00
5%~0.025%)となる

尚、子宮頸がんがウイルスによって引き起こされるという主張は、一度も証明されていないそうです。

子宮頸がんワクチン

【種類】
有名な所で言うと、ガーダシル(4価・9価)・サーバリックス(2価)があります。
【アジュバント】
アジュバントには、アルミニウムを使用
アルミニウムは、樹状細胞に強く結合し、炎症性サイトカインを誘導(LL-6・TNF-α)
サーバリックスの添付文書サイトを見てみたいと思います。その中の2組成を見てみるとありますね。

2.組成
本剤は、0.5mL中に下記の成分・分量を含有する。
成分 分量
有効成分
ヒトパピローマウイルス16型L1たん白質ウイルス様粒子 20μgヒトパピローマウイルス18型L1たん白質ウイルス様粒子 20μg
添加物
3-脱アシル化-4′-モノホスホリルリピッドA 50μg水酸化アルミニウム懸濁液(アルミニウムとして) 500μg塩化ナトリウム(等張化剤)、リン酸二水素ナトリウム(緩衝剤)、pH調節剤

ワクチンによる後遺症
多発性硬化症・線維筋痛症・ギランバレー症候群・急性散在性脳脊髄炎の症状がある。
多発性硬化症1年間10万人に0.1~0.5人(NPO法人医療ビジランスセンター医師・浜六郎氏)
ガーダシルorアルミニウムアジュバンド接種:2万人6人(6カ月以内に発症)
厚労省報告(重篤な害反応)
ガーダシル:10万人中9~11人 サーバリックス:10万人中26~29人

…接種開始は、2006年から欧米で認証を取って開始されたが、数年以内に体位性起立性頻脈症候群・
 複合性局所疼痛症候群といった重篤な副作用が発生する報告がされていた。
…デンマークでは重篤副作用が363症例に上り、2015年からは接種率が大幅に減少。
…ワクチンの副作用を調査した欧州医薬品長(EMA)は、「安全である」と結論を出す。
 この調査は、ワクチンメーカーにデータの提出を求めただけ。独立機関の研究は排除している。
 因みに、WHO医薬品副作用情報収集センターには、体位性起立性頻脈の発生率が82倍高いという
 データが集積されていたが、解析から除外されている。
…2020年安全性を確かめるメタ解析
 真のプラセボ(生理食塩水)を用いたランダム化二重盲検比較試験(RCT)は皆無。
 プラセボと言う名で、アルミニウム等のアジュバント入り注射と比較している。
…2010年~開始の9価ガーダシルの臨床試験では、プラセボグループは既に4価を接種済み

ワクチンによる死亡→サイトTHINKER(鶴田直樹氏運営)
2008年8月:米NYタイム(ガーダシル接種後死亡報告20件以上)
2008年10月:英ガーディアン(子宮頸がんワク接種後、7日以死亡が米国で32件報告)
2007年:オーストリア(19歳女性)・ドイツ(18歳女性)が、ガーダシル接種後死亡
2009年:英(サーバリックス接種直後に14歳少女死亡)

ワクチン効果のマジック

日本の疫学的調査(ケース・コントロール研究)エビデンスレベル低いもの
…対象:全国31自治体(2013~2017年)で行った検診受信者(20~24歳)
 内容:子宮頚部細胞診異常・子宮頚部上皮内腫瘍に対するワクの有効性評価(過去データ解析)
 結果:炎症性変化では予防効果有。初期の限局ガン・子宮頸がんでは予防効果無。
    因みに、炎症性変化から癌になる確率は、ほぼ0%
 結論:「接種希望が0に近づいているが、若い女性で子宮頸がんは増加しているので、接種すべき」
    トンデモな結論になっている。因みに、論文内の発症率を計算すると0.016%


 マジック:炎症性変化で最も軽度→絶対リスク減少率2.8%
      論文→1-オッズ比で58.5%の効果となっている。
      限局ガン→絶対リスク減少率0.39%
      論文→1-オッズ比で74.8%
 絶対リスクと1-オッズ比の違い
  例:地上からジャンプ・Aさん50㎝・Bさん100㎝
    1-オッズ比→Aさんは、Bさんの半分ジャンプした
    絶対リスク減少率→Aさん地上から50㎝ジャンプ。しかしBさん、100㎝で、差50㎝。

これまでの流れを見てみよう

次に、ワクチンについて調べてみます。
まず、HPVワクチンのこれまでの経緯や研究結果を書いていきたいと思います。

2003年 マイクアダム氏によるFDAの情報

マイクアダム氏は、
FDAは、2003年時点で、「HPVは危険なウイルスでは無く、自然に消滅するもので、子宮頸がんとの関係性は無い」と明らかにしている
それどころか、ガーダシル4ワクチンは、44.6%子宮頸がんを増やすとFDAの書類を示している。

2006年~ 欧米で認可され接種開催

接種が開始されましたが、数年以内に重篤な副作用を発症するレポートが上がる
「体位性起立性頻脈症候群」「複合性局部疼痛症候群」等
その後、デンマークで363例・日本でも同様の報告があり、2015年~接種率が大幅に減少

しかし、欧州医薬品長(EMA)は調査の結果、安全であると発表した

EMAの調査について
データの提出元は、ワクチンメーカーのみで、独立機関を除外
EMAトップのアンドリュー・ポラードは、ワクチンメーカーを金銭的なつながりがあると報告

WHO医薬品副作用情報収集センターは、他のワクチンより体位性起立性頻脈症候群の発生率が82倍高くなると指摘したが除外

2010年9価ワクチンの臨床試験

プラセボで306人生理用食塩水を注射したグループと9価の子宮頸がんワクチン接種群を比較したが、
この306人については、既に4価のワクチンを接種済みだったことが判明

つまり、4価と9価の比較であり、真のプラセボとの比較では無いという事。

2017年メルク社のHPVワクチン安全性の研究

9種類の変異ウイルスを入れたワクチンは、4種類の変異ウイルスを入れたワクチンより、重篤な全身の副作用が出現。
ランダム化比較試験で、プラセボを使用した実験は2件あり、いずれも接種群により深刻な副作用が出現した

つまり、安全性を実証するはずの研究が、深刻な副作用が出現する事を証明してしまった。

【メルク社(製造メーカー)について】
…メルク社の臨床試験の結果
 6つの臨床試験中、5つはアルミニウムのアジュバント入りと比較で、生理食塩水と比較は1つ
 しかも、ワクチン接種グループとの副作用の比較では、生理食塩水だけのグループとの比較は無く、
アルミニウムと生理食塩水のグループを1まとめにして、接種グループと比較をしている。
…2017年安全性を調べた研究
 9つの変異ウイルスを入れたワクチン接種は、4つの変異ウイルスを入れたワクよりも重篤な全身の
 副作用が出現した事が明らかに。
 プラセボ(生理食塩水)とのRCTは2つあり、いずれもワクチン接種群により深刻な副作用が出現
…2018年コクランレビュー
 25~45歳の女性ワクチン接種群において、優位に死亡率が高い事が報告
…2020年スウェーデンの追跡調査(詳細は、下記を参照)

2018年コクラン

コクランは、論文の掲載サイトになります。
そこで、掲載された内容には、HPVの害は無いとしているが、
25~45才の女性で接種群は、優位に死亡率が高いと報告された。
副作用の過小評価を指摘している

2020年 安全性のメタ解析

真のプラセボを用いたRCT(ランダム化二重盲検比較試験)は皆無であった。
プラセボと称しているが、実際はアルミニウムが入った溶液をアジュバントで使用している

2020年10月スウェーデンの調査を切る

今、推進されている方の多くは、このスウェーデンの調査を上げてきます。
では、このスウェーデンの調査は、どういった調査で、どういう問題があるのでしょうか。

【調査内容」
地域:スウェーデン
期間:2006~2017年
対象:10~30才までの女性 約167万人
調査内容:特定条件(がん発症・死亡・他国へ移住・31才到達等)まで追跡
結果:HPV1回接種群(52万人中19例発症) 未接種群(114万人中536例発症)
結果:リスク63%低下(17才未満は88%)(17才~30才は53%)

これを見ると、凄い効果があると思えます。では、この調査の指摘になります。

問題は3つ
①相関関係と言う事
→疫学的研究は、相関関係しか論じれないのに、因果関係を示唆する結論になっている
×「ワクチンが発症率を低下させた」
〇「特定条件下で、摂取の有無で発生率の比較をした」
②交絡因子を除外している
→交絡因子とは、喫煙・性交渉・ピルの服用・肥満等の因子で、これらの重要な因子は除外が必要だが、除外していない。
→他にも、未接種群の方が、収入・教育レベルが低い傾向があった
③30才までしか見てない
→子宮頸がんの発症ピークは40~60才である。つまり、発症しやすい年齢まで追跡をしていない

HPVワクチンとお金(政治)について

最後は、お金(政治)とHPVワクチンです。

まず税金の投入額ですが、
子宮頸がん・ヒブ・肺炎球菌について
2006年➡10億
2009年➡100億
2010年➡500億
2013年➡2,000億
このような経緯を辿っています。今はどの位になっているのでしょうか。

次に、政治家です。
自民党(三原じゅん子氏)
公明党(松あきら氏)
こちらに関しては、お名前だけにします。
詳細は、各個人で調べて下さい。

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