充電・ケーブル・外付けSSDについて③外付けSSD編

ケーブル

結論

【充電器】USB-PD対応を選ぶ(USB-PD互換性有でもOK)
【購入基準】デバイスの充電性能充電器
例:デバイス18Wなら充電器18W以上を購入

【充電用ケーブル】W数が高いケーブルを選ぶ(推奨100W以上)
【購入基準】USB-PD対応充電器(W)ケーブル(W)
例:充電器65W→ケーブル100W・100Wのケーブルを購入すれば大丈夫

【データ転送用ケーブル】デバイス・外付けSSDのスペックを基にケーブルを選ぶ+映像出力にも対応
【購入基準】デバイス・外付けSSD(bps・B/s)ケーブル(bps・B/s)

例:PC(Gen2×2の20Gbps)・外付けSSD(Gen2×2の20Gbps)
→ケーブルは20Gbps以上で選択
例:PC(Gen2×2の20Gbps)・外付けSSD(Gen1×1の5Gbps)
→ケーブルは5Gbps以上で選択
充電用ケーブルより割高

【外付けSSD】デバイスのスペックを基に選ぶ
【購入基準】デバイス(bps・B/s)外付けSSD(bps・B/s)
(上記の例を参照)

転送速度目安(一覧表)おさらい

転送速度についてみていきます。
Mbps(回線の通信速度)・MB/s(HDD/SSDの転送速度)として使われる事が多いとの事です。
ただ、Amazon・楽天等の通販サイトでは、両方の記載パターンがありました

bps→MB/sへの変換計算は下記の通りです。
①6Gbps×8/10=4.8Gbps(符号化する)
②4.8Gbps÷8bit/Byte=0.6GB/s(GbpsをGB/sに変換)
③0.6GB/s×1,000MB/s=600MB/s

何だか面倒くさいので、bpsの1/10をB/sとしておきます。

USB規格種類速度(bps)速度(B/s)タイプ備考
USB2.0480Mbps48MB/stype-A
type-B
書類△・映像✖(かなり遅い)
USB3.05Gbps(5,000Mbps)500MB/stype-A
type-B
書類〇・映像△(遅く感じる)
USB3.2に取込まれてる
USB3.1Gen15Gbps(5,000Mbps)500MB/stype-A
type-B
type-C
書類〇・映像△(遅く感じる)
USB3.2に取込まれてる
USB3.1Gen210Gpbs(10,000Mbps)1,000MB/stype-A
type-B
type-C
書類◎・映像〇(許容範囲)
USB3.2に取込まれてる
USB3.2Gen220Gbps(20,000Mbps)2,000MB/stype-C書類◎・映像◎(早く感じる)
Thunderboltversion140Gbps(40,000Mbps)4,000MB/stype-C未計測
Thunderboltversion280Gbps(80,000Mbps)8,000MB/stype-Cまだ市場には出てないらしい

SSDの購入基準

事前に知っておきたい知識(ちょっと面倒)

パソコンに記載されているストレージで、M.2SSD 500GB (NVMe PCle Gen4*4)と記載されていたが、良く分からない?
良いの?悪いの?を知るための知識。

  • 接続端子の規格を知る(M.2とNVMe意味が分かる)
接続端子の規格速度備考(差し込み口は一緒)
M.2早い(10~32Gbps)新規格:接続機器に応じて転送方式が変わる
【接続種類の違い】
M.2 NVMe→転送速度が圧倒的に早い
M.2 SATA→遅い傾向(省電力・初音ぐた少ない)
mSATA遅い(6Gbps)旧規格:転送方式はSATA3.0方式
  • 接続方式の規格を知る(M.2規格の場合は、PCI-e・SATA規格両方に対応している)
接続方式(規格)速度備考
PCI-e(Peripheral Component Interconnect-Express)早い高速データ通信がおこなえるシリアル転送方式の拡張インターフェース規格の事
この規格には、Gen3・4・5といった規格が存在する(後述)
SATA(Serial ATA)遅いHDDで主流・SSDでもこの規格もある(遅い)
  • 世代(Gen)を知る(PCle Gen4*4の意味)

PCle(高速転送)では、世代(Gen3・Gen4)とレーン数(*4等)で速度を判別します。
 PCIe Gen 4 は、現在市場で販売されている PCIe の中で最速の世代
転送速度は、Gen4がGen3の2倍になります。また、レーン数によって速度が上がっていきます。

  • M.2SSD 500GB (NVMe PCle Gen4*4)を分析すると

M.2 NVMe規格→圧倒的に早い
PCle Gen4*4→PCle Gen4(現時点最速)*4(4レーンあるので、めちゃ早)
というような感じでしょうか(イメージ:スーパーサイヤ人で界王拳4倍)

外付けSSDを購入する前に、チェックする項目は2つ

【デバイスの性能】と【ケーブルの性能】

【デバイスの情報】マウスコンピューター(G-Tune DG-I7G60)

ストレージは、スーパーサイヤ人界王拳4倍の速度が出る仕様になっています
アプリ計測では、5,000MB/s超(50Gbps超)です。(SSD・PC内臓SSD・ケーブルを変えた転送測どについては、後日記載)

ですが、デスクトップPCでのインターフェースでは、USBの端子は
「Gen3.2(20Gbps)」type-c×1」となっております。
つまり、PC性能は50Gbpsあるが、外部へ転送する場合の最高転送速度は、「20Gbps」になるということになります。

【ケーブルの情報】→詳細は、リンクから参照してください。

ケーブルは、PCの性能ではなく、PCの端子を基準に考えます。
USB3.2*2(20Gbps)というのがPC側の最大転送速度だったので、ケーブルもUSB3.2*2(20Gbps)以上の転送可能な物を選択します。

この2つ「デバイス」「ケーブル」の情報が整ったところで、外付けSSDの検討をしていきます。

外付けSSDの選び方

外付けSSDの購入は、「大手のメーカー」「実際のレビュー」を基準に選びます。

理由:
メーカー:知らないメーカーの商品だと、認識しない・データの破損等、予期せぬ事態が発生することがあります。
レビュー:大手メーカーの商品でも、壊れやすかったり、データが消えたりするという現象もあるそうです

私が実際に購入したSSDは以下の商品です(実際の計測値は、後日記事にします9

  • 購入後にレビューを確認したところ、壊れやすいというレビューがありました
    今のところ問題はありませんが、注意しておきたいと思います。
  • type-cで無いのが残念ですが、外出用に購入しました
ヤマダ電機 楽天市場店
¥4,593 (2024/03/30 14:19時点 | 楽天市場調べ)
  • 頑丈・高速・長期保証とレビューがそこそこよかった商品です。

これまでのまとめ

充電の場合(W数を重視)

デバイス ケーブル充電器
機器ノートパソコン・携帯電話等                          急速充電用(USB PD)         
W数ケーブル・充電器より小さいデバイス・充電器より大きいデバイス以上・ケーブル以下
30W携帯
65Wノートパソコン
100Wケーブル
100Wケーブル
35W充電器
65W充電器

データ転送の場合(bps・B/sを重視)

デバイスケーブル外付けSSD
機器PC・携帯
転送速度インターフェース(差込口)最大値を選ぶ   デバイス・外付けSSDの転送速度以上対応のケーブルを選択するデバイスの転送速度最大値以上にする       
PC(Gen3.2*2 20Gbps)
PC(Gen3.1 5Gbps)
20Gbps以上のケーブル
5Gbps以上のケーブル
20Gbps以上の外付けSSD
5Gbps以上の外付けSSD

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