調べるきっかけ
先日、愛用のノートパソコン(イイヤマ)を鞄に入れてたら、ペットボトルの水が漏れだしてしまい、壊れてしまいました。
故障後、パソコンから「ピープー音」が発生してしまい、直してもらいたいので、パソコン工房さんにも持っていきましたが、
「状況的に難しいので、買った方が安くつく可能性が高い」との事でした。
愛用していたパソコンの種類は下の通りです。販売終了になっている型なので、もう購入はできません。

なので、新しくパソコンを購入することにしました。購入機種は、デスクトップ(マウスコンピューター)です。
特にゲームはしないのですが、処理能力・データ転送能力・動画編集(最近仕事で使うことがたまに)をベースに購入しました。

新しいパソコンを購入したので、外付けSSDも早いものを購入しようと思いましたが、その時に気づいたことが。
W数?Gen2?Thunderbolt?急速充電?と知らないワードばかりが。
そこで、新しく購入する為に、充電・ケーブル・外付けSSDについて簡単に調べてみました。
結論
【充電器】USB-PD対応を選ぶ(USB-PD互換性有でもOK)
【購入基準】デバイスの充電性能≦充電器
例:デバイス18Wなら充電器18W以上を購入
【充電用ケーブル】W数が高いケーブルを選ぶ(推奨100W以上)
【購入基準】USB-PD対応充電器(W)≦ケーブル(W)
例:充電器65W→ケーブル100W・100Wのケーブルを購入すれば大丈夫
【データ転送用ケーブル】デバイス・外付けSSDのスペックを基にケーブルを選ぶ+映像出力にも対応
【購入基準】デバイス・外付けSSD(bps・B/s)≦ケーブル(bps・B/s)
例:PC(Gen2×2の20Gbps)・外付けSSD(Gen2×2の20Gbps)
→ケーブルは20Gbps以上で選択
例:PC(Gen2×2の20Gbps)・外付けSSD(Gen1×1の5Gbps)
→ケーブルは5Gbps以上で選択
充電用ケーブルより割高
【外付けSSD】デバイスのスペックを基に選ぶ
【購入基準】デバイス(bps・B/s)≦外付けSSD(bps・B/s)
(上記の例を参照)
充電器について
W(ワット)・V(ボルト)・A(アンペア)を知ろう
充電・ケーブルを知るにあたり、最低限の知識として、W/A/Vの知識が必要っぽいです。
(SSDの場合は、bps・B/sという数値が出てきますが、後述します)
【計算式】A×V=W
A(アンペア)=電流の強さ(電気の流れる量)
V(ボルト)=電圧の強さ(電気を押し出す圧力)
W(ワット)=電気の大きさ(消費電力)
例:
1A・5V=5W
2A・9V=18W
3A・20V=60W
といった感じです(Wを増やすには、A・Vが必然的に増加)。尚、Aについては、3A・5Aが基準になってそうです。
急速充電とは
【結論】
急速充電に明確な定義は無い
【急速充電とは】
各デバイス(充電される側)が受けられる上限値の電力で充電すること(最短時間で充電が可能になるよ)
デバイス(iPhoneやPC)の充電性能<充電器の充電性能
であれば、デバイスの充電性能の最大値で充電できるよー。みたいな感じでしょうか。
どんな充電器を買えば良いの?
【結論】USB-PD対応という記載があればOK
USB-PD→USBを開発した企業が設立した非営利団体が発表した充電規格(共通規格)

USB-PDを含めた、代表的な規格は以下となります(独自規格の場合は、USB-PDに互換性あれば問題なさそうです)
規格 | 説明 |
USB-PD | USBを開発した企業が設立した非営利団体が発表した充電規格(共通規格) |
QC(Quick Charge) | Qualcomm独自規格。QuickCharge5ではUSB-PD-PPSを利用(互換性あり) |
Power IQ | Anker独自規格。USB-PD互換性あり。QCにも対応 |
用語 | 説明 |
PPS(Programmable Power Supply) | USB3.0の標準オプション機能。デバイスにあった最適な電力制御を行うもの。充電のロス・発熱を減らせる。 |
購入(W数)の目安
使い方によって変わります。
高バッテリー搭載のデバイスであれば、65Wや100W等でしょうか。
低バッテリーで問題ない(iPhone充電だけ)であれば、35Wもあれば十分そうです。
また、1つの充電器で1口~3口以上のタイプもあります。
充電器のW数が決まっているので、3口で使用する場合は、W数を分配することになります
携帯(iPhone)の充電用
携帯電話の充電性能は20W程です。なので、充電器は20W以上であれば十分です。
パソコン(Macbookpro)の充電用
Macbookproは65W程度になってます。そのため、65Wか100Wが欲しいところです。
Apple製品の充電性能と純正アダプタのW数です。
充電能力が足りませんね。
Appleデバイス | 推奨W数 |
iPhone8~11 | 18 |
iPhone12以降 | 20・27 |
iPad11インチ | 30 |
iPad12.9インチ・Macbookair | 45 |
Macbookpro13インチ | 61・67 |
Macbookpro14インチ | 67・69 |
Macbookpro15インチ | 96・140 |

購入した急速充電器
ここで、市販の充電器が登場してきます。市販の充電器は、W数がいっぱいあるので、用途から選ぶ必要がありそうです。
自分の場合、購入するとなると35W~100W程度でした(100W以上のデバイスが無いため)
今後、ノートパソコンも検討していますが、30時間以上のバッテリーが、65Wでした。
私が今回購入した充電器は、以下の2つです。
1つ目は、3口(100W)です。3口同時に使用する場合は、33W程度づつになります(概算)
自分は、携帯・ノートパソコン(予定)なので、27W+65W=92Wで十分です(家族で複数のiPhone充電でも使えます)

2つ目は、1口(65W)です。ノートパソコン(予定)の外出時に持参していこうと思います。

充電器の簡単なまとめ
値段と相談ですが、
携帯充電・PC(低バッテリー)・iPad11インチ→35W
高性能PC→65W・100W
一度に複数→3口100W
というような感じでしょうか。
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