ワクチン~麻疹・風疹(MMR)~

ワクチン

さて、今回のワクチンは麻疹・風疹をテーマに記載していきたいと思います。

自分は、2016年頃、メディアの情報に流されてしまい、ワクチンを接種してしまいました。
この頃は「男性の麻疹が妊娠に影響を及ぼすので、接種をした方が良い!」と、連日TVで放送がされており、親からも「接種をした方が良い!!」といわれて打った記憶が有ります。
今考えると、「ワクチン打ってれば安心」という根拠のない安心の為に接種してしまったのだと後悔をしています。

さて、話はそれましたが、早速記載していこうと思います。

簡単な歴史(イングランド・ウェールズの研究より)

…1850年~1900年まで
→麻疹での死亡率が高かった(この頃は、外傷・感染症・老衰・貧困による栄養失調・戦争による死亡が多い)
…1900年~産業革命の影響で急速に死亡率が低下
→インフラ整備による衛生状態の改善・栄養改善
…1963年にワクチン接種開始(既に99%は減少している
→むしろ、この年以降、接種した子供に、肺炎・高熱・脳炎おこされた事が問題になった。

麻疹と麻疹ワクチンの型

麻疹:A型の検出が相対的に増加する。
麻疹ワクチン:半世紀前に分離された麻疹ウイルスを培養して人工的に作成した生ワクチン

研究など

国立感染症研究所データ(2012年第1~24週)
麻疹:罹患者の66%接種済み
風疹:罹患者の男性76%接種済み・女性65%接種済み

…麻疹の累積報告数は147例(昨年同時期の約半数)
 年齢別:0~1が最も多く・20歳~(45%)で20代と30代が中心・接種歴無しが50例で最も多い
…風疹の累積報告数は393例(昨年同時期の1.8倍)
 男女別:男性303例・女性90例 年齢:中央値男性32歳・女性27歳・
 接種歴無:男性24%・女性35%

CDC報告(人口の100%が接種済みの地域で流行した時)
…「麻疹が、予防接種受けた人達の間で流行る感染症となったのは、不可解な事態である
つまり、全員予防接種受けたのに流行したって事(完全に意味が無い)

米国アウトブレイク
…1980年代初頭までに95%の学童が麻疹ワク接種。1989年~1990年にアウトブレイク発生
…2015年95%麻疹ワク接種したが、アウトブレイク発生

中国でアウトブレイク
…99%麻疹ワク接種したが、アウトブレイク発生(内、93.6%が麻疹抗体陽性)

イタリア裁判所の判決(2012年6月ジ・インディペンデントに掲載)
…イタリア保健省が、ヴァレンティノ・ボッカ(当時9歳)がMMRワクによって自閉症になったと認めた。
 17万4千ユーロの賠償金支払う判決。
 内容:2004年に生後15か月のボッカはMMRワクを摂取。その後、強い不安感を持つように。
…子どもの頃に麻疹に罹った場合、後年になって悪性リンパ腫の発生率が低い。

メタ解析の嘘(政府機関資金の研究では、都合悪いデータを消去している)
…2004年自閉症とMMRワクの研究
 トンプソン医師(共同執筆者)は、後日「生後36か月までにMMRワクを摂取した黒人の子供は自閉症リスクが高くなった」という解析を除外したと報告

アンドリュー・ウエィクフィールド医師(超重要)

ワクチンと自閉症の関連を示した医師です。
自閉症との関連を記した論文は不正があったとして取り消しになり、
医師免許もはく奪されてしまいました。
最終的には、研究に不正がなかった事が明らかになっています。

流れを説明していきます。かなり端折っているので、詳細を知りたい方は、内海聡医師の著書をご参照ください。

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…1998年ランセットに掲載。A医師が、自閉症児12人を診察・分析(ワクチンと自閉症の関係性を指摘)
 結果:自閉症になる可能性がある。2002年英で2000人の親がワク被害で集団訴訟

…A医師を貶める作戦(ロビー活動された政治家・御用ジャーナリスト・製薬会社)
2004年サンデータイムス記事(A医師の論文はデタラメ)→告発したのはブライアン・ディア氏
2007年英の集団訴訟が敗訴し、2010年論文取り消し、A医師は医師免許はく奪。
…2011年11月ネイチャー誌「A医師の研究に不正は無かった」と掲載

…ディア氏はどんな人物か?
 2011年1月CNNに出演した時のやり取り
 2007~2010年(160日間)の間、A医師のGMC(英国医事委員会)の審理に出席。
 この間の賃金は誰が払ったか?➡誰からも賃金貰ってない。
 この3年間は貰っていないが、過去7年になると英国製薬業協会から支援を受けている

 英国製薬業協会…製薬業界から直に資金提供を受けている。
 正確には、英国製薬業協会の参加「MLI」から支援を提供されていた(証拠書類もある)
 また、ディアの記事は、英国医師会から試験提供を受けていた。
 英国医師会:資金の大半は製薬企業の広告
 ディア氏「あの記事を英国医師会誌から依頼された。それが仕事だから」
 尚、ディアは、ランセット12人の親にインタビューすらしていない

簡単に言うと、製薬会社から支援を受けており、被害者のインタビューもしていないまま、記事を書いたという事

結果:A医師は、ランセット論文研究に不正があったとして医師免許はく奪された。
 しかし、告発したジャーナリストは、英国製薬業協会からの試験援助を受けており、研究対象者の医療記録にもアクセスしていた。そして、最終的にアンドリューウエィクフィールド医師の研究に不正ないという事が明らかに。

ワクチンと自閉症を否定する人達

クレーステン・メルドガルド・マドセン博士
 主張「MMRワクと水銀含有ワクが自閉症の原因という仮説を支持しない」
   「1992年に水銀を排除した後、自閉症の発症率上昇している」
 →2010年2月水銀否定説・MMR否定説を主張していた論文のデータ作成研修者が、研究資金の詐欺をしていた。
  2011年10月共同通信記事に、CDCの職員が関わり、自閉症の発症率を共謀して改竄していた。

情報公開法で公開されたマドセン含む3名(ローリッツェン、トーセン)の電子メールやり取り
 1992~2001年水銀排除した後に自閉症が減少している事を突き止めている。
 しかし、このデータは論文の最終版(2003年)には掲載されなかった。
 つまり、隠したまま論文に掲載し、これを日本のワク推進派は、こぞって引用している。

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