今回は、グラスフェッド牛に関する記事になります。
国内のスーパーで購入できる牛乳は、ホモジナイズ・高温殺菌(130度で2分)などの牛乳がほとんどになります。
そんな牛乳について、今回は調査してみました。
用語説明
グラスフェッド(Grass-fed)
グラスフェッドとは、牛が主に牧草や野草などの草を食べて育つ飼い方を指します。 自然放牧を基本とし、穀物(とうもろこし・大豆など)を使わない、または最小限に抑えるのが特徴です。
草を食べて育った牛の乳は、季節によって風味が変わりやすく、脂肪酸のバランスが自然に近いとされています。 一方で、日本では牧場ごとに定義が異なるため、「草のみ」「牧草中心」など内容を確認することが大切です。
ノンホモ(ノンホモジナイズ)
ノンホモとは、脂肪分を均一化する処理(ホモジナイズ)をしていない牛乳のことです。 そのため、瓶やパックの上部に自然なクリーム層ができるのが特徴です。
よく振ってから飲んでも、分けてクリームとして楽しんでも問題ありません。 脂肪球が自然な大きさのままなので、口当たりがやさしいと感じる方もいます。
パスチャライズ(低温殺菌)
パスチャライズとは、比較的低い温度で時間をかけて殺菌する方法です。 一般的には63〜65℃で30分行われます。
市販の多くの牛乳(超高温殺菌)に比べ、加熱の影響が少ないため、 牛乳本来の風味や個性が残りやすいのが特徴です。 その分、製造や管理に手間がかかり、価格は高めになる傾向があります。
※これらの用語は法律で細かく統一されているわけではなく、実際の内容は牧場ごとに異なります。
本ページでは、各事業者が公開している情報をもとに整理しています。
次点:ノンホモ × パスチャライズで飼料内容が明確な牛乳
日本国内で購入できる「グラスフェッド(放牧・牧草主体)」系牛乳一覧
| 商品名 | 事業者 | 飼い方・飼料(公式記載ベース) | 殺菌方法 | ノンホモ | 価格目安 (税込・送料別) |
|---|---|---|---|---|---|
| なかほら牧場 牛乳 | なかほら牧場(岩手) | 24時間365日自然放牧。野シバ・木の葉・野草など。穀物不使用を明記。 | 63〜65℃・30分 | あり | 約1,100〜1,300円/500ml |
| 薫る野牛乳 | 薫る野牧場(神奈川) | 山地酪農。標高約700m。自生する草が主食(季節で乾草)。 | 65℃・30分 | あり | 約600〜700円/500ml |
| 十勝オーガニック牛乳 | 十勝広尾 鈴木牧場(北海道) | 穀物飼料を使わない牧草主体の放牧酪農を明記。 | 63℃・30分 | あり | 約700円前後/180ml(冷凍) |
| 木次 山地酪農牛乳 | 木次乳業(島根) | 日登牧場で通年放牧(山地酪農)。牧草主体。 | 72℃・15秒 | あり | 約450〜550円/1000ml |
| 木次 ノンホモ牛乳 | 木次乳業(島根) | NON-GMO飼料を明記(放牧・飼料割合の詳細は非公開)。 | 72℃・15秒 | あり | 約300〜400円/1000ml |
| おこっぺ有機牛乳(プラボトル) | オホーツクおこっぺ(北海道) | 有機JAS認証。放牧・牧草主体の有機生乳100%。 | 65℃・30分 | あり | 約800〜900円/900ml |
※価格は2025年時点の公式オンラインストア・販売ページをもとにした目安です。内容量、販売形態、送料により変動します。
※「グラスフェッド」は法的に統一された定義ではありません。本一覧では、各事業者が公式に公開している「放牧」「牧草主体」「穀物不使用」等の記載に基づいて整理しています。
※おこっぺ牛乳については、ここでは「有機・低温殺菌・ノンホモ」の公式案内商品を掲載しています。


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