今回は、前回の続きとして、私がハマった代替医療の話になります。
題材は「高タンパク質(プロテイン)」「メガビタミン(サプリ)」となります。
過去の内容で、ナイアシンフラッシュによる1週間の痒み、高タンパク質による食欲減退の内容を簡単に書きました。
今回は、何が良くなかったのかを少し見ていきたいと思います。
足りないから摂れば良いと勘違いしていた「常識」
当時の私は、「現代人は栄養不足だから、それを補う事が必要なんだ!」と思っておりました。
(今になって分かるのは、確かに栄養不足ではありますが、いっぱい摂れば良いという考え方が間違っていたと)
• 「タンパク質」:
筋肉や皮膚を作るために、体重1kgあたり1g(約60g)は絶対に必要。プロテインは効率的な魔法の粉。
• 「現代人の栄養不足」:
野菜の栄養価が下がっているから、サプリメントで補わないと病気になる。
• 「抗酸化」:
体のサビ(酸化)を防ぐために、ビタミンCやEを大量に摂る(メガビタミン)ことが最強のアンチエイジング。
この考え方は、一般的なメディアや少し知識がある栄養療法家が良く言う罠です。
難しいのは、たまに「正しい」事も言っているので、それが一番厄介な部分ですね。

なぜ「良かれと思って」が体を壊すのか?
では、体の中で何が起きていたのでしょうか。
① 高タンパク質(プロテイン)の危険性
• 「ゴミ」が出る燃料:
車で例えると、糖(炭水化物)はクリーンなガソリンですが、タンパク質は「スス」がたくさん出る汚れた燃料です。
• アンモニアの発生:
プロテインを大量に摂ると、体内で「アンモニア(猛毒ガス)」が発生します。体はこれを解毒するために腎臓と肝臓を酷使し、疲れ果ててしまいます,。
• 結果: 腎臓病、慢性疲労、体臭の悪化などを招きます。
② メガビタミン・サプリの危険性
• 交通渋滞を起こす:
ビタミンやミネラルは、あくまで「潤滑油」です。
エンジン(代謝)が動いていないのに潤滑油だけ大量に入れても、機械の中がベトベトになって詰まるだけです。これを「還元ストレス(電子の渋滞)」と呼びます,。
• 石油から作られた異物:
多くの安価なサプリは、食品ではなく石油などから作られた化学物質です。体にとっては栄養ではなく「処理すべき薬物」となります,。
• 結果:
かえってガンや結石のリスクを高め、寿命を縮めることが分かっています。
生化学的に見てみると
2の内容を少し生化学的に見ていきます。なぜ医学的に危険なのか。
① タンパク質過剰とエネルギーの浪費
タンパク質(アミノ酸)には「窒素(N)」が含まれています。
これをエネルギー源として使うには、窒素を切り離す必要があり、その過程で猛毒の「アンモニア」が発生します,。
体はこのアンモニアを無毒な尿素に変えるために、大量のエネルギー(ATP)を消費します。
つまり、エネルギーを得るつもりが、逆にエネルギーを浪費し、細胞を疲弊させているのです。
② 「還元ストレス」という真の脅威
一般に「酸化(サビ)」が悪いとされますが、実はその前段階である「還元(電子が余っている状態)」こそが諸悪の根源です。
ミトコンドリアでエネルギーがうまく作れていない状態(電子の渋滞)で、抗酸化物質(ビタミンCなどの電子供与体)を大量に入れると、します。
これを「還元ストレス」と呼びます,。
行き場を失った電子は、酸素と無理やり反応して活性酸素を生み出し、逆に組織を破壊したり、ガンの増殖を助けたりします,。
③ 鉄サプリと不純物
サプリメント、特に「鉄剤」は最悪です。
吸収されなかった鉄は腸内で悪玉菌の餌になり、体内に入れば「フェントン反応」という強力な活性酸素を発生させる起爆剤になります,。
また、オメガ3(フィッシュオイル)などの脂質サプリは、摂取した時点で体内で酸化し、アルデヒドという猛毒に変わっています,。
本当に必要なことは
健康に必要なのは、何かを足すこと(サプリ・プロテイン)ではなく、代謝を邪魔するゴミ(プーファ、鉄、添加物)を引くことです。
そして、クリーンな燃料である「糖(ハチミツやフルーツ)」をしっかり摂り、自分の力でエネルギーを作れる体に戻すことこそが、真の健康への近道です,。


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